***NO.3バージョン:3*** 「じゃあ、私達は舞踏会に行ってきますから。」 「せいぜい地味に待ってることね!」 「悪いねぇシンデレラ」 「「アッハッハッハッハ」」 「・・・・・・行ってらっ しゃい・・・・・・」 あざ笑う4人(?)を乗せた馬車を家の中から見送りながら、クキはぼんやりと呟いていた。 「あなた・・・なんて事をしてくれるの!!こんな、こんな・・・!」 シンデレラのシナリオから外れた行動を取ってしまい青ざめるクキの耳に、NO.362の叫び声が入る。廊下の曲がり角にネズミたちがひっそりこちらを伺っているのが見えた。 あぁ・・・ついに失敗しちゃったんだわ。これでゲーム・オーバー。私達、この本に閉じこめられちゃうのかしら・・・ そう思いながら、姉たちに駆け寄っている継母の嘆きを呆然と聞き流していた時だった。 「全く今までこんな行動を取ったこともなかったのに!ついに反抗期が――――」 不自然に声が途切れたと同時に、クキの周りの動きが全て止まり、灰色に変わる。まるで昔のモノクロ映像を観ているような不自然さだった。 「な、何これ?」 自分だけ色があり、動けるのを確認しながら、クキは状況を掴めずにいた。 「やってしまいましたね、NO.3」 声のする方へクキが見上げた先、階段の一番上にゆっくりと現れたのは、あの物語の入り口にいたウサギ人形だった。 「ウサギさん!」 「駄目ですよ。あなたがすべき事は自分の感情を捨てて物語を進める事です。」 「分かっているけど、でも・・・!」 「・・・仕方がないですね。一度だけチャンスをあげましょう。あなたが暴れる前に戻します。」 「いいの!?」 「ええ。しかし、一度だけですよ・・・よく覚えていてください。あなたは物語に沿ったシンデレラをしなければなりません・・・」 そう言ってまたゆっくりと消えていき、クキが瞬きをすると目の前にはあのずたずたにされたドレスと、3人の姉たちと継母の笑った顔があったのだ。 そんなこんなで、4人(?)を見送った家の中で、クキは一人暇だった。 「シンデレラ!元気を出して!あんな奴らやっつけちゃえば良かったんだ!!」 一人ではあったが、一匹は居た。 「うん・・・まぁ、やっつけてもやっつけなくてもこうなるんだけどね・・・」 「え?」 「いや、なんでも。」 それにしても暇だ。早く魔女が来ればいいのに、来る気配は一向に無い。 あれか、泣くフリとかすれば釣れるのか 「あぁーなんて事でしょうぅぅ舞踏会に行けないなんてーぇ」 思いながら、さめざめと泣いたフリをしてみる。 「可哀想にシンデレラ!やっぱり辛いんだね!!」 いや別に私切れて暴れたしなぁと心の中で答え机に突っ伏していると、暫くして 「シンデレラ、泣くのはおやめ。顔をお上げなさいな」 と、聞き慣れた声がした。 ・・・・・・・・この声は・・・・・・・ 「・・・いやだ。」 「えぇ!?」 「あ、や、泣くのはやめます。でも顔を上げるのはいやです。」 「そりゃまたどうして?」 「えっと・・・」 絶対姿を見たら笑うからなんて言えるわけがない。 「・・・泣きすぎて顔が酷いことになってるから」 「そんな事無いよ。ほら、素敵な顔を見せて?」 「っぶは!」 物語上台詞はある程度左右されるのは分かる。分かるが、素敵な顔とか言われると笑えるのだ。 「え、何今の!?」 「あー、えっと、くしゃみです!」 「それは大変だ!そんな薄着してるからだよ。」 言われて気がつく自分の下着(に近い)姿。ドレスを剥がされたが切れたショックでそのまま忘れていたのだ。 「うぎゃあぁぁぁぁぁああああああぶわっはっはっはっは!!!」 恥ずかしさに慌てて顔を上げたはいいが、目の前に魔女の格好をしたNO.1(予想通り)が居て爆笑してしまう。 「ちょ、何その反応!?」 「大丈夫シンデレラ!?」 「っ見ないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 NO.1だけでなくNO.2も居ることに気付き、とりあえずシンデレラの部屋まで走る。 「何があったのさシンデレラ!?」 「来るなこのネズミ!!」 「えぇ!?」 「そんな事ばっかしてると舞踏会に間に合わないぞ」 走るクキに魔法を使って追いつくNO.1。 「うわぁ、魔法禁止!!」 「えぇ!?さっきから何なんだよ!?」 「・・・リーダーにこんな姿見せたくないの!!」 「・・・リーダー・・・?なんだ、そんな事なら」 そう言ってNO.1が呪文と杖を振るとクキは光に包まれ、一瞬にして純白のドレス姿になった。階段を上る足を思わず立ち止める。 「・・・すっごーい!これが魔法?」 「そうだよ。」 「凄いやシンデレラ!お姫様みたい!!」 いつの間にかNO.2も居て、クキのドレス姿を誉めた。それに対してお礼を言ってから、自分の足元を見た。 「わぁ・・・これがあの有名なガラスの靴かぁ・・・!!」 「有名?」 「あ、いや何でもないわ。有り難うNO.1!」 「NO.1?・・・まぁいい、じゃあカボチャとネズミ3匹を用意しておいで」 「はい!・・・んっふっふ!」 「!?」 「何でもなーい!・・・やっぱりお尻は目立つのねー」 「うるさい何故それを!?」 数分後、クキはカボチャとネズミ(一匹はNO.2)を変身させた馬車の中にいた。 「いいかいシンデレラ、夜の12時になったら魔法が解けてしまうからね。それまでに帰っておいで。」 「はい!リーダー!」 「だからリーダーって・・・?じゃ、早く行きなさい。本当に終わってしまうよ?」 「うん!ありがとう!!あ、ねぇねぇ」 「何?」 「『KND、戦闘配置につけ!』って言ってみて」 「は?・・・け、KND、戦闘配置につけ!!」 NO.1のその声を合図に、馬車は走り出した。 シンデレラの屋敷もなかなか大きかったが、馬車の向かった先、舞踏会が行われている城はそんなものは比べものにならないくらい大きく、広かった。 「でっかーい・・・」 見上げながら思わず感嘆の声が漏れる。 「そういえば物語も半分まで来たけど・・・まだセクターVでも出演してないメンバーいるわよねー・・・王子様とか誰なのかしら!・・・そして入り口ってどこかしら!」 早速迷うクキなのである。 一方城の中では王子役であるNO.5が暇を持て余していた。専用の豪華な椅子に座り、傍らには執事役としてNO.4が立っている。 「あー・・・アタシ暇なんだけど」 肘掛けに肘をつけ、だるそうに頭を支えた王子の姿を横目で見ながら、執事が呆れた声を出す。 「踊ってきたらどうだよ?ここに居る奴ら殆ど王子と踊るために来てんだし」 王子と執事という上下関係にも関わらず、NO.4は敬語という言葉を知らないかのような言葉遣いだった。 「えーめんどくさ・・・ダンスって苦手なんだよねぇ。女の子はみんな可愛いんだけど」 「そうかー?なんかあれだ、玉のアシ狙ってそうでやだな、此処にいる奴らは」 「・・・・・・玉の輿?」 「あ、そうそうそれだ!」 「・・・アタシ何でアンタが執事なのか分からないよ・・・」 「い、今のはわざと間違えたんだぞ!」 「「王子様!!」」 言い合いをしている二人に、NO.86とトミーが寄ってきた。NO.5はきょとんとした表情で二人を交互に見る。 「お、王子様!僕と踊ってくれませんか?」 「ん?んー、いいよ」 トミーの申し出に軽々と返すNO.5。早速立ち上がって手を取った。 「あちょっとあんたずるい!」 先取られて憤慨するNO.86に、トミーとその場を去りつつアビーは告げる。 「うーん・・・ごめん、アンタはちょっと生理的に受け付けないんだけど。何でだろうね」 「な!!?あ、あたしだってホントはあんたなんか・・・!」 悔し紛れに怒鳴りながら、ふとNO.4と目が合う。 「ん?」 「な、なによ!!」 「は?いや何が」 「・・・あんたあたしと踊りたいっての?」 「誰もンな事言ってねぇよ」 「仕方ないわねぇ、はい!」 話が噛み合わないながら強引に差し出されたNO.86の手を、雰囲気に気圧されたNO.4は仕方なく取ることになった。 「・・・どこ、ここ?」 クキは完璧に迷っていた。城に入ったは良いが、明らかに舞踏会の会場とは別の所に出てしまったようだ。 廊下のようだが、どこの部屋のドアも豪華で、一般人は進入禁止な雰囲気を醸し出している部屋ばかりだった。 「・・・酔った・・・」 NO.5は完璧に酔っていた。トミーと踊ったは良いが、明らかに下手なトミーのステップに揺らされ、足を踏まれ、どうやったのか一度脛も蹴られた。 気持ち悪くなりとても居ていられたものでは無かったので、暫く席を外し、自室で休もうと廊下を歩いていると、反対側から人影が見える。 「あれ?」 遠くて良く見えないが、白いドレスを着ているようだ。舞踏会の客ではないか。 「あっ人が居る!」 一方その人影であるクキも、NO.5の姿に気がついた。急いで走り寄る。 「うわぁドレス姿で走ってるよあの人・・・・・・・あ、こけた」 人影が転んだのを見て慌てて走る。とはいえ気分が悪いのでなんとか早歩きをするくらいだったが。 「いたたた・・・」 「大丈夫?」 クキが顔を上げると、見慣れた顔があった。いつものように髪は後ろで三つ編みにしているが、見るからに王子といういで立ちだ。座り込んでいるクキに手を差し出しているが、顔色が少し悪い。 「NO.5!!」 手を取って立ち上がりながら、クキは思わず叫んだ。支えながらNO.5はむっとした表情をする。 「・・・初対面で、仮にも一国の王子をそんな番号で呼ぶなんて良い根性してるね」 「お、王子様なの?てっきりどこかのおぼっちゃんかと・・・」 「どう見たって王子じゃない」 「・・・だって王子様のイメージって白馬に乗っててカボチャパンツで変なマントしててちっちゃい冠被ってるんだとばかり思ってたんだもの・・・」 クキの頭の中で王子のイメージは少し偏っていたらしい。NO.5に聞こえないように呟く。 「え?何?」 「な、なんでもないです。そうですよねーうふふ」 「ところでアンタ、何でこんなとこにいるの?」 怪訝そうな顔をされ、クキは自分の状況を思い出した。 「そうだ、舞踏会の会場ってどこですか?迷っちゃって」 「迷って此処まで来るって凄いと思うけどね・・・ここを真っ直ぐいって左に曲がれば着くよ。」 「ありがとうございます!」 「それじゃ、アタシはちょっと部屋で休むから」 「あ、王子様!」 そう言って立ち去るNO.5の後ろ姿に、クキは慌てて声をかけた。 「何?」 「あの、後で踊ってくれませんか?」 「ああ、良いよ。気分が良くなったら行くから、そしたらね。」 振り向いた時に見せたニィと悪戯をするときのような表情は、クキが知っているNO.5だった。 言われたとおりに歩くと、舞踏会の会場に着いた。広いホールに人が沢山居て、料理を食べたり世間話をしたり、音楽に合わせて踊ったりしている。 「着いたは良いけど・・・王子が居ないとやる事無いじゃない」 ぶらぶらとバルコニーへ出て、庭を眺めることにした。すると、どこからかNO.86の怒鳴り声が聞こえる。 「ちょっとあんた踊るの下手だね!もうちょっとリードしてくれても良いんじゃない?」 NO.86すぐ怒鳴るからなーなどと思いながら声のする方を見てみると、見慣れた金髪が目に入った。 「あれ、NO.4じゃない」 独り言を言って二人の様子を眺めていると、NO.4がこちらに気付いた。暫く動きが止まったように見えた後、何故かNO.86と踊るのを断り、こちらに歩いて来るではないか。 「よ、よぉ。」 彼らしいぶっきらぼうな挨拶に可笑しく思いながら、クキは自分が少しうきうきしているのに気付く。 「こんばんは。NO.86と踊らなくていいのNO.4?」 「?何言ってんだ?」 「あーえと、さっきの子と踊ってたのに断っちゃっていいの?」 「良いんだよ。すげー怒鳴ってたし。俺は一回も足踏んでないぜ?」 その言い草に笑いながら、庭に湖があるのを見て少し驚いた。 「すっごーい!やっぱりお城だからかしら。湖なんてあるのね」 「んーまぁな。一応一つの国をトンチしてるわけだし」 「・・・・・・・統治?」 「・・・わざと間違えたんだ」 「あははははははは!!やっぱりNO.4ね!」 「だから何だよNO.4って・・・」 予想以上に笑われたことに赤面しながら、NO.4はうっせーとか何だよとかブツブツ言っている。 「あーおっかしーい!ね、踊らない?」 至極当たり前のように誘ってしまい、NO.4も至極当たり前のように了解した。 踊り終わって二人で雑談を交わしていると、NO.5が入ってくるのが見えた。暫くきょろきょろと首を動かしていたが、クキ達が居るのを見つけるとやってくる。 「へぇーワラビー、可愛い子捕まえたじゃない。さっきぶりだね」 前半はNO.4に、後半はクキに呼びかける。 「うっせぇ!」 NO.4が怒鳴り、クキは頷いた。 「調子は大丈夫ですか?」 「うん。大分良いよ、ありがとう。この人これでもアタシの執事なんだよ」 「指差すな!」 「そうだったんですかー!意外!私より頭悪いのに」 「な!?」 「あはは、言うねぇ!」 言われて少し落ち込むNO.4に、クキとNO.5は笑う。 「で、お取り込み中のとこ悪いんだけど、約束を果たさせてくれるかな?姫君!」 「はい!」 「は?約束??何?この二人、何なんだよ??」 おどけた調子で手を差し出す王子に、シンデレラは自分の手をそっと重ねる。状況が分からずにいる執事を置いて二人は踊る。踊ると言っても音楽に合わせて体を揺らす程度のものだ。 「ワラビーは全く女の子に興味がないとか言っててねぇ・・・アンタにはちょっと違うみたいだけど?」 「そうかしら?まぁ元から女の子とか、女の子っぽいものが嫌いみたいだけど・・・」 「え?ごめん後半聞こえなかった」 「いえ、いいの、何でもないから」 「そうなの?あっは!アンタっておかしな子だよねぇ」 面白そうに笑うNO.5を見て、クキは何故笑われているのか分からない様子だ。NO.5が続ける。 「その調子でさ、あの人を時々かまってやってくれないかな、これからも。お城には来れる?」 「え?あの人って・・・ナンバ・・・じゃなくて、ワラビー・・・?」 「そう。あいつのああいう表情見た事無いんだよね。だからさ。」 クキのどきんと胸が鳴る。それが出来れば良いのにと一瞬思ってしまう。それをかき消しながら、任務のことを考えた。 「・・・ごめんなさい。それは出来ないんです」 「何で?アンタも王子様狙いなわけ?」 NO.5の確信を付いた問いに、どう答えようか迷った。 「・・・・・・はい・・・どうしても、王子でないと駄目なんです」 「?どうしてそんな――――」 その時鐘が鳴って、NO.5の問いを遮った。 「12時・・・!ごめんなさい、私もう行かなくちゃ!」 「え、ちょっと!!」 急いでNO.5から離れ、帰り道を探して急ぐが、追いかけてきた彼女に手を捕まれてしまう。 「待ちなよ、まだ話は終わってない」 「っごめん!」 なりふり構っていられない為、NO.5の足を思いっきりかかとで踏んだ。 「いっ――――――――――!!!!!!」 痛みにうずくまり、声も出ない彼女を後目にまた走り出す。 「おい、もう帰んのかよ」 暫く走ったところで今度はNO.4に呼び止められる。立ち止まるわけにもいかず、振り返りながら「うんごめんじゃあねー」と言うのが精一杯だったのだが、NO.4は同じくらいのペースを保ち、ねばり強く後ろをついて来る。 「ちょっと待てよ、お前王子とどういう関係なんだ?」 「ちょ、いや、ほんとごめん今凄い急いでるからてか出口どこ」 「真っ直ぐ行ったとこだけどよ、質問に答えろよ」 「いやもう何とも言えないんだけどそんな大した仲でもないのよあえて言えばただの王子と町娘ってなだけ・・・あ、出口だ」 出口に着いたはいいが、そこでクキは重要な事に気が付いた。 ・・・しまった!ガラスの靴落としてない!! 仕方がないので片方を急いで脱いで、NO.4に押しつける。 「一生のお願い。これ貰って!」 「うわっちょっとおい」 「それじゃ!」 そこからは猛ダッシュで馬車に乗り、家に着いた丁度その時、全ての魔法が解けたのだった。 「・・・あの女の子・・・最後の最後で足思いっきり踏んでった・・・これ、超痛いんだけど・・・」 クキが去った後、NO.5は堪えきれない足の痛みで舞踏会を抜け出して、ここは王子の自室である。NO.5は靴を脱ぎながら独り言を続けていた。 「てか、何、名前も聞いてないじゃんアタシ・・・うーわ、ヒールの跡残ってるんだけど・・・どんだけ力込めたの・・・」 足に付いた跡を眺め、涙目になりながらクキの顔を思い出す。 「・・・なんか訳アリっぽいよねぇ・・・もっかい会わないと分かんないよなぁ・・・」 それが自分も関わるKNDの任務のことだとは当然知らず、ぼんやりと考えていると、突然部屋のドアが開いた。 「王子!なんかあいつからこんなもん貰ったんだけど!!」 ばたんと騒々しい音を立てて入ってきた執事の手にあったのは、きらきらと輝くガラスの靴の片方。 「へーぇ、綺麗な靴だね。あいつって?」 「お前がさっきまで踊ってた女」 「あー、この子ね」 言いながら靴跡を指差して、続ける。 「よく見ればこのヒール、この跡とぴったり一致するじゃない」 「・・・どーでも良いけどその跡あいつがつけたのか?すげぇー・・・」 跡を眺めながら顔を青くするNO.4と、その手に握られているガラスの靴を交互に眺めながら、NO.5はパチンと指を鳴らした。 「よーっし!アタシ良いこと考えちゃったよ!」 「は、何?」 「早速だけど、それを使って明日、お姫様探しをしよう。」 「え?え?」 意味が分からずその場に固まる執事の目をじっと見て、王子はゆっくりと告げた。 「町におふれを出す。町の娘は全員その靴に足を通すこと。寸分違わず一致した娘とアタシは結婚するよ」 続く!! ← +++++++++++++++++++++ 漫画描いてる時とかも良く思うんですが、テンションで何とかなるもんなんですね話って。 こう、大まかな話や書いてみたいワンシーンは頭の中にあるんですが、正直その状態に持っていくまでの過程って文字にするまで思い浮かばなくて、ぶっつけ本番なんですよね。 どうしたらいいか分からなくてクキの下着シーンとか書いてみたり どうしたらいいか分からなくてNO.86とNO.4を踊らせてみたり。 どうしたらいいか分からなくてトミーとNO.5を踊らせてみたり。酔わせてみたり。 それでもちゃんと話、いい具合に(?)進むしね。ほんとに人生分かんないもんです(人生て ていうかなんかクキとワラビーのシーンが書いてて恥ずかしかったです。まだまだだね! なんでラヴいのなんか書かなきゃいけないんだろうとか自分で自分に不思議だった。 そしてどうでも良いんですがだんだん文章量が多くなってきてます・・・てかスクロールバーがどんどん小さくなってるからね・・・ 会話でスペース取ってるのも多いんだろうけど。笑 切ろうと思ったんですがどこで切ればいいのか分からなくて、結局長いまま・・・あは、読みにくくてすいません☆ 戻る |